ヘルペス 単純ヘルペス

単純ヘルペスとは

単純ヘルペスは単純ヘルペスウイルスの感染で起こる病気です。
このウイルスにはⅠ型およびⅡ型の2種類があり、
一般にⅠ型は口唇(こうしん)や顔面などの上半身に、
Ⅱ型は性器やおしりのまわりなどの下半身に主に発症することを言います。

以前はほとんどの人が、乳幼児期に周囲の人々との接触により
Ⅰ型に感染して抗体をもっていましたが、近年の衛生状態の改善や核家族化などの影響で、
現在では抗体を持っている若者も少ないのが現状です。

乳幼児期の初めての感染(初感染)では、症状があらわれることはまれですが、
大人の初感染では、症状が重くなることがあります。
単純ヘルペスウイルスは感染力が強いので、直接患部に触れたりするほかにも、
ウイルスがついたタオルや食器などを介して感染することがあります。

単純ヘルペスウイルスの感染

一度単純ヘルペスウイルスに感染すると、ウイルスは神経節に潜伏し、カゼや疲労、紫外線、
ストレスなどがきっかけとなって、このウイルスが再び暴れ出して再発します。
再発の回数は人それぞれで、毎月1~2回再発する人から、年に1~2回という人まで様々です。

症状があるときは、単純ヘルペスウイルスを大量に排出していて、
感染力が非常に強くなっているので他の人に移さないように注意が必要です。
キスによって口唇ヘルペス大人から幼児に移り、ヘルペス性歯肉口内炎を発症してしまったり、
自分自身の患部に触れた手で他の部位に触れたために、感染が広がる場合もあります。

また性行為によっても感染します。
アトピー性皮膚炎の人は、皮膚のバリアが弱いため感染がひどくなりやすいので
特に注意が必要です。