ヘルペスと頭痛
ヘルペスを発症した人が頭痛を訴えることがあるのはなぜでしょうか?
理由として、ヘルペスは神経細胞に住み着くものですが、これが発症した際皮膚の表面に分布する
知覚神経が刺激されるためぴりぴりとした痛みを伴ったり頭痛を引き起こしたりします。
しかしヘルペスと頭痛の関連性を考える時避けて通れないのはヘルペス脳炎でしょう。
ヘルペス脳炎とは、ヘルペスウィルスが脳に侵入し記憶や言語を司る神経細胞を壊死させ、
最悪の場合、死に至ることもある恐ろしい病です。
そもそもヘルペスウィルスは、日本人の成人の実に90%が体内に宿していると言われています。
通常、健康な人なら何の問題もありませんが、疲労やストレスなどによって免疫力が低下すると、
眠っているウィルスが突然目覚め、発病すると言われています。
ヘルペス脳炎について
ヘルペスウィルスの多くは口唇ヘルペスや帯状疱疹など皮膚や粘膜の炎症だけで、
命に関わる事はありません。
ところが、ヘルペスウィルスは脳に侵入することが可能なウィルスで、これが脳に侵入し、
炎症を起こすという恐ろしいケースがあるのです。
日本では年間300人から400人がヘルペス脳炎を発症し、
そのうち10%が死に至っていると言われています。
患者の多くは、免疫力が衰え始める40歳以上の中高年です。
単なる軽い頭痛と思い込み、放っておくならば取り返しのつかない結果になることもあります。
頭痛に伴って、言葉を間違えたり、記憶が定かでなくなるなどの症状は
ヘルペス脳炎の兆候なので早急な処置をとりましょう。
